ベトジェット会長、「25年の影響力のある人物」に2年連続選出 [経済]

　英ライフスタイル誌「タトラー(Tatler)」が発表した「2025年の影響力のある人物」に、格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)のグエン・ティ・フオン・タオ会長が選出された。

　同リストは、アジアで高い影響力を持つ人物を選出する、権威のあるリストとして知られる。

　タオ会長が同リストに選ばれるのは2年連続となる。また、2019年には、慈善・社会貢献分野においてアジアで影響力のある110人のリストに、唯一のベトナム人実業家として選出された。

　タトラーはタオ会長について、ビジネス分野にとどまらず、教育、イノベーション、社会貢献分野においても、国境を越えて持続的な影響力を発揮している点を評価した。

　VJCは新興航空会社から、アジア太平洋地域を中心に広い路線網を有する国際的な航空ブランドへと成長し、地域間の人と経済の交流の拡大にも寄与してきた。また、事業拡大と並行して、教育支援やイノベーション促進、女性の活躍推進、社会的弱者の支援、持続可能な発展といった分野にも継続的に取り組んでいる。

　タトラーによると、「2025年の影響力のある人物」には、7か国・地域から約700人が選出され、アジアを代表するリーダーや影響力のある人物が名を連ねている。

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