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[経済]

ベトナム進出韓国企業の経営実態、売上横ばい 2割が撤退・移転

2026/01/08 13:21 JST更新

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 韓国産業研究院(KIET)は、「ベトナム進出企業の経営環境に関する実態調査報告」を発表した。

 同調査は、ベトナムに進出している韓国企業および韓国・ベトナム合弁会社の計343社を対象とし、2025年8月1日から9月30日にかけて行ったものだ。うち製造業が165社、サービス業が147社となる。

 2025年の売上高予想では、「前年と同水準」が37.9%で最多だった。「10%以上の減少」(12.2%)と「20%以上の減少」(8.2%)の合計は2024年に比べて+2.0%増加した一方、「10%以上の増加」(30.9%)と「20%以上の増加」(10.8%)の合計は▲5.5%減少した。

 売上高が減少した主な要因としては「現地の需要不振」(37.3%)、「輸出の需要不振」(22.0%)、「現地の競争激化」(16.9%)が挙げられ、増加した要因としては「現地の需要増加」(51.7%)、「輸出の需要増加」(18.1%)、「製品の質」(12.1%)がそれぞれ挙がった。

 事業所の稼働率は、「100%以上120%未満」が6.1%、「120%以上」が2.0%と1桁にとどまった一方、「40%未満」は17.8%と2桁に上った。稼働率が100%を超えた割合が高かった業種は、合計23.5%の金融、同20.0%の自動車・部品などとなる。40%未満の割合が高かったのは、29.6%の卸売・小売・流通、25.0%の船舶などその他だった。

 今後2~3年間の事業展望について、「現状維持」との回答は37.3%。「拡大」は28.3%、「縮小」は15.5%、「撤退」は9.0%。「移転」は9.9%だった。

 同院によると、縮小と撤退の合計割合は、2023年の2.7%から増加を続けているという。理由としては「生産コストの上昇」が30.1%と最も多く、これに24.7%の「競争激化」、ともに15.1%の「後継者不在」と「米中貿易摩擦」が続いた。移転先としては、インドをはじめとした南アジア地方が33.3%に上った。 

[産業研究院報道資料 3/11/2025, S]
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