[経済]
中国BYD、ベトナムで初のEV用電池工場を着工 投資額1.3億USD
2026/01/29 05:04 JST更新
) (C) tuoitre |
中国の電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)の電池部門であるBYDバッテリー(BYD Battery)と、長距離バス最大手フタバスラインズ(Futa Bus Lines、Phuong Trang=フオンチャン)傘下で自動車製造を手掛ける地場キムロン・モーターズ(Kim Long Motors)は27日、北中部地方フエ市でEV用電池工場を着工した。BYDにとって、ベトナム初の電池生産拠点となる。
同プロジェクトは、フエ市のチャンマイ・ランコー経済区にある自動車専門工業団地キムロン・モーターズ・フエ工業団地内に建設される。キムロン・モーターズが投資主となり、BYDが技術や生産ノウハウを提供し、EV用電池の生産を通じて中核技術の内製化を目指す。
新工場では、電気トラックや電気バス、ミニバス、ミニバン向けの電池を生産し、まずは国内需要に対応する。将来的には輸出も視野に入れ、製品はキムロン・モーターズ製の商用EVに搭載し、「Made in Vietnam」ブランドとして展開する。
投資総額は2期の合計で約1億3000万USD(約200億円)となる。第1期は、屋根付き工場面積4.4haで、年産3GWhの生産能力を整備する。第2期では10haを拡張して年産能力を6GWhへと引き上げ、乗用EV向け電池の生産も行う計画だ。
また、キムロン・モーターズはBYDの電池技術を採用した34人乗りの電気寝台バスの開発も進めている。同モデルは、ベトナムと東南アジアで初めての新エネルギーに対応した寝台バスとして注目されている。
キムロン・モーターズのダオ・ベト・アイン社長は、BYDとの協業と電池工場への投資について、「EV分野を長期戦略と位置付け、中核技術を自社で掌握するための重要な一歩だ」と述べた。工場の稼働後は、2026年4~6月までに部品の国産化率を80%超へと引き上げ、ベトナムにおけるEVと電池の地域生産拠点の形成を目指す。
[Tuoi Tre 13:49 27/01/2026, A]
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