[経済]
ベトナムのフィンテック「Ekko」、420万USD調達
2026/02/04 14:03 JST更新
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ベトナムでフィンテック事業を展開するエッコ(Ekko)は、シードラウンドで420万USD(約6億5000万円)を調達した。東南アジアでスタートアップ向け投資が冷え込む中での資金調達となった。
今回は株式投資と融資の組み合わせで、◇インパクト・スクエア(Impact Square)、◇フォンダシオン・ボトナー(Fondation Botnar)、◇サガナ(Sagana)のほか、国内の富裕層の個人投資家が参加した。
エッコは、労働者の金融ストレスの軽減と離職率の低下を目的に、給料日前でも働いた分の賃金を受け取れる仕組みである「アーンド・ウェージ・アクセス(EWA)」プラットフォームを提供している。
具体的には、◇金融教育、◇流動性、◇貯蓄の3本柱を軸に、短期の資金需要への対応と家計の中長期的な安定を支援する。2025年末時点で、ベトナム全国で10万人超の労働者が同サービスを利用した。
同社はEWAに加え、企業向けのSaaS(クラウド型業務支援サービス)も展開している。企業が利用料を負担し、従業員は無料でサービスを利用できる仕組みだ。現在、売上高の約50%を同モデルが占め、福利厚生分野への企業の投資拡大を映している。
国際労働機関(ILO)と60デシベルズ(60 Decibels)が270人超の利用者を対象に実施したEWAに関する独立調査では、87%がエッコのサービスを「主要な短期資金源」と回答し、64%が「緊急時の対応力の改善を実感した」と回答した。
エッコは新規調達資金を活用して、全国展開を進めるとともに、製造、物流、小売、サービス分野の労働者向け支援を強化する方針だ。
[Bao Dau Tu 10:12 03/02/2026, A]
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