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[経済]

全国のICDが19か所に、カイメップとタンカン・モクバイを追加

2026/04/06 13:50 JST更新

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 建設省は、ベトナム国内の内陸コンテナデポ(ICD)に関する最新のリストを公表し、ホーチミン市のカイメップICDと南部地方タイニン省のタンカン・モクバイICD(第1期)の2か所を追加した。これにより、全国のICDは2025年3月時点から+2か所増加し、合計19か所となった。

ICD追加の背景と全国の分布

 ICDを新たに追加する目的は、物流発展のニーズに応え、通関能力を向上させるとともに、海港システムの負荷を軽減することにある。交通インフラの一部であるICDは、コンテナの受け入れや通関、コンテナの修理など多様な機能を担っている。

 今回公表されたリストによると、全国19か所のICDは、北部のハノイ市やハイフォン市、バクニン省、クアンニン省、南部のホーチミン市、ドンナイ省、タイニン省など各地に分布している。

カイメップICDの概要

 カイメップICDは、ホーチミン市タンフオック街区(phuong Tan Phuoc、旧バリア・ブンタウ省)のカイメップ工業団地に位置し、物流サービスを手掛けるカイメップ国際ロジスティクス(Cai Mep International Logistics)が投資主を務める。敷地面積は9.2haで、年間取扱能力は13万3000TEUとなっている。同施設はカイメップ・ティバイ地域で初となるICDであり、水陸両方からコンテナやバラ積み貨物などを柔軟に受け入れることができる多機能港として開発されている。

タンカン・モクバイICDの概要

 タンカン・モクバイICD(第1期)は、タイニン省ベンカウ村(xa Ben Cau)のモクバイ国境経済区に位置し、国防省傘下サイゴンニューポート総公社(Saigon Newport Corporation=SNP)の子会社であるタンカン・タイニン(Tan Cang Tay Ninh)が投資主を務める。

 全長1100mの岸壁を備え、2万5000DWTまでの船舶用の積み替えバース2か所や5000DWTまでの艀(はしけ)用バース10か所を有するほか、30以上の最新設備が導入されており、多様な船舶や貨物に柔軟に対応できる。タンカン・モクバイICDは2025年10月に開業しており、投資総額は5500億VND(約33億円)超。全体の敷地面積は16.5ha、年間取扱能力は650万tに上り、コンテナヤードや倉庫などを備えて物流サービスを一体的に提供している。

 同プロジェクトは、2050年までを視野に入れた国家重点事業の一つとして、カンボジアからの貨物にも対応し、ホーチミン市の港湾やカイメップ・ティバイ港と接続する。さらに、2027年に開通予定のホーチミン~モクバイ間高速道路と接続することで、タイニン省が東南アジア諸国を結ぶ国際物流ハブとしての地位を確立することが期待されている。 

[Cong Ly 12:39 02/04/2026 / Thoi Bao Kinh Te 08:41 02/04/2026,U]
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