[経済]
ホンダベトナム、電動バイク2車種投入 市場シェア1.4%からの逆襲
2026/06/05 16:35 JST更新
) (C) Cartimes |
ホンダベトナム(HVN)は、国内で新型電動バイク2車種を順次投入し、主要都市でのバッテリー交換および充電網の整備に乗り出した。ガソリン車で圧倒的なシェアを持つ同社だが、電動化への対応が遅れており、新車とインフラ展開で巻き返しを図る狙いだ。
新型モデルの投入とインフラ整備
6月4日、ハノイ市、ホーチミン市、南中部地方ダナン市で「CUV e:」を発売した。価格はバッテリーなしで4410万VND(約26万7000円)、バッテリー付きで6380万VND(約38万7000円)となる。バッテリープランは自宅充電用が月額24万6000VND(約1500円)、無制限交換が月額34万4000VND(約2100円)となっている。
さらに7月には、出力約6kW、最高時速82km、航続距離約120kmの上位モデル「UC3」を発売する予定だ。同モデルの希望小売価格は8000万VND(約48万5000円)~とされていたが、プロモーション価格が適用され、標準版が5650万VND(約34万円)、特別版が5800万VND(約35万円)に引き下げられている。また、同モデルではLFP電池を採用し急速充電「CHAdeMO」に対応する。
手厚い顧客サポートとインフラ展開
「CUV e:」向けの交換ステーションと「UC3」向けの充電ステーションの整備をまずハノイ市から開始し、その後、ホーチミン市やその他の都市へ順次拡大する。また、一定条件を満たせば3年以内の車両買い取りを保証するほか、発売後2か月以内の購入者には1年間の無料ロードサービスを提供する。保証金200万VND(約1万2000円)での7日間無料試乗プログラムも実施し、拡販に努める。
電動バイク市場における各社の競争激化
ベトナムの電動バイク市場はインフラ競争が激化している。シェアの過半を握る、不動産開発を中核とする民間複合企業
ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(Vinfast)は、V-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)を通じ交換拠点を拡充し、新車攻勢を強めている。中国系ヤディア(Yadea)も新工場を稼働させた。
ガソリン車で圧倒的なホンダだが、電動市場のシェアは1.4%に留まっており、今回の展開で競合を猛追できるか注目される。
[Kien Thuc Dau Tu 11:12 04/06/2026,U]
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