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[経済]

台湾鴻海、ベトナムで再エネに初投資 最大1GW規模の共同開発へ

2026/06/11 06:07 JST更新

(C) kienthucdautu
(C) kienthucdautu
 電子機器受託生産(EMS)で世界最大手の台湾フォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group=鴻海)は9日、世界有数の投資会社であるブルックフィールド(Brookfield)と提携し、ベトナムで再生可能エネルギー事業を展開すると発表した。同社がベトナムで再エネ分野に直接投資するのは今回が初めてとなる。

 今回の投資は、サプライチェーンにおいて安定的でクリーンなエネルギーを確保することが目的だ。両社は最大1GWの風力・太陽光発電や蓄電池システムを共同開発し、長期的な電力購入契約(PPA)を通じて電力の安定供給基盤を構築する。

 1兆USD(約160兆円)超の資産を運用するブルックフィールドは、新興国の再エネ事業に特化したカタリティック・トランジション・ファンド(Catalytic Transition Fund)から資金を拠出する。

 フォックスコンは、今回の提携が直接電力買取契約(DPPA)制度の整備と並行して進むことを期待している。同社は1974年に台湾で設立され、米国の半導体メーカーであるエヌビディア(NVIDIA)などの生産パートナーとして、世界で100万人超の従業員を抱えている。

 フォックスコンのベトナムへの投資は2007年に始まり、北部地方バクニン省を中心に約40億USD(約6400億円)を投じ、13万人超の雇用を創出してきた。最近ではハノイ市にベトナム総本部オフィスを開設している。ベトナム法人のチャウ・ギア・バン社長は、同社にとってベトナムは重要な生産拠点であり、イノベーション拠点にもなりつつあると強調した。 

[Kien Thuc Dau Tu 11:58 10/06/2026, A]
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