[経済]
独DHL、フンイエン省で東南アジア最大規模の自社物流施設を着工
2026/07/27 16:10 JST更新
) (C) DHL |
ドイツの国際物流大手DHL傘下のDHLサプライチェーン(DHL Supply Chain)はこのほど、北部紅河デルタ地方フンイエン省の第2イエンミー工業団地で、大規模な物流施設「DHLノース・ロジスティクス・キャンパス(DHL North Logistics Campus)」を着工した。
投資総額は約6300万EUR(約118億円)で、同社がベトナムで初めて直接投資し、開発を手掛ける物流プロジェクトとなる。
東南アジアにおけるDHL最大のA級物流施設
新施設の敷地面積は8万2500m2余りで、4つの区画で構成される。有効天井高11.9mを備えたA級水準の倉庫として設計されており、電子機器、自動車、工業生産、小売、日用消費財、医療・ライフサイエンスなど、幅広い業界の顧客にサービスを提供する。
第1期は2027年1~6月に完成する予定で、約4万1180m2の倉庫スペースが稼働する。その後、2028年7~12月に第2期の拡張工事を実施し、完成時には東南アジアにおける同社最大のA級物流施設となる見通しだ。
自動化・環境配慮型の最先端設備
同施設は、ハノイ市と北部紅河デルタ地方ハイフォン市を結ぶ高速道路に直結し、ノイバイ国際空港、ハノイ市中心部、ハイフォン港へのアクセスに優れた戦略的な立地にある。施設内には、次世代の自動化技術やスマート貨物処理システム、デジタルサプライチェーン管理プラットフォームなどの導入に対応できるインフラを整備する。
また、出力350kWpの屋上太陽光発電システムや容量500kWhの蓄電池システム(BESS)、LED照明などを導入し、グリーンロジスティクスを推進する。
ベトナムの物流需要拡大に対応
タイ・ベトナム地域を担当するスティーブ・ウォーカー氏によると、ベトナムは域内で最も成長が速い市場に含まれ、企業の生産拡大に伴い物流ソリューションへの需要が高まっている。
DHLの報告書でも、ベトナムは貿易面での国際的な結び付きで世界9位に位置づけられており、地域の製造・輸出拠点としての重要性が高まっている。
同社は最近、ハノイ市のゲートウェイセンターやハイフォン市のコンテナフレートステーション(CFS)の拡張も行っており、ベトナム市場での事業基盤を継続的に強化している。
[Znews 18:17 24/07/2026 / Bao Dau Tu 14:39 24/07/2026, A]
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