[経済]
中国「Mixue」、ベトナム店舗縮小も品質重視の長期投資継続
2026/09/11 05:36 JST更新
) (C) Windmemories / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 |
中国系の庶民的なタピオカミルクティー・ソフトクリームブランド「ミーシュー(Mixue)」は、ベトナムでの店舗数をピーク時の約1300店から約1000店へ縮小し、量から質への戦略転換を進めている。
急速な店舗拡大に伴う加盟店同士の競合や店舗の収益性低下に対応し、出店立地の厳選やコールドチェーン構築などの長期投資を強化する方針だ。ミーシュー・グループ(Mixue Group)の2026年1~6月の連結決算は減益となったが、重要市場であるベトナムでのブランド再構築を推進している。
ミーシューは2018年にベトナムへ進出し、低価格と利便性を強みに急速に店舗網を拡大した。2023年にはベトナム法人の売上高が前年比2.6倍の約1兆2600億VND(約75億円)、税引後利益が同3倍の2040億VND(約12億円)となった。
しかし、大都市圏で半径1km以内に4~6店舗が密集する事態が生じ、加盟店同士の競合が課題となった。ベトナムのF&B市場全体でも過密化に伴う淘汰が進んでおり、同社は広い店舗物件や好立地の選定、コールドチェーンの整備による商品品質の向上などを通じ、加盟店の経営効率の維持を図っている。
なお、ミーシュー・グループの2026年1~6月決算は、売上高が前年同期比+2.3%増の1520億人民元(約3兆5000億円)、税引後利益が同▲14.7%減の232億人民元(約5300億円)となった。同社は長期的にはブランドキャラクター「スノーキング」をポップカルチャーの象徴とすることを目指しており、ベトナム市場でのコールドチェーン確立や顧客体験を重視した店舗づくりを通じて持続的な成長を目指す。
[TheLEADER 13:07 09/09/2026,U]
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