[経済]
サン・フーコック航空、20機目を受領 A321LR型機で国際線拡大へ
2026/09/24 05:08 JST更新
) (C) Sungroup |
観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フーコック航空(Sun PhuQuoc Airways=SPA)は9月21日、初の商業運航を開始してからわずか10か月で20機目となる航空機、欧州航空機大手のエアバス(Airbus)製「A321LR型機」(機体番号:VN-A926)を受領した。
同機は同社として2機目のA321LR型機で、2機の導入に向けた資金調達には
ベトナム国際銀行[VIB](Vietnam International Commercial Bank)が参画している。
長距離単通路機の導入と機材構成の多様化
同社はA321LR型機を計10機保有する計画で、残る8機も順次導入される予定だ。A321LR型機はA321neo型機の長距離航続型で、追加燃料タンクの搭載により航続距離が約7400kmまで伸び、最大離陸重量は97tに達する。
従来型のA321ceo型機と比較して座席当たりの燃料消費量を最大▲16%削減し、二酸化炭素(CO2)排出量を約▲20%削減する環境性能を備える。同社はA320型機およびA321型機を国内線・地域線に投入する一方、A321LR型機を中長距離国際線に投入する方針だ。
国際路線網の拡張と長期的展望
今回の機体導入により、SPAは南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(đặc khu Phú Quốc、島)から日本や北東アジア、カザフスタンなどへの国際路線網拡大を本格化させる。
さらに2026年9月末からは広胴機エアバスA330型機の導入を開始する計画で、将来的には米航空機大手のボーイング(Boeing)製「B787-9型機ドリームライナー」の導入も計画している。
2027年のアジア太平洋経済協力(APEC)会議開催に向けインフラ整備が進むフーコックを拠点に、多層的なフリート構築を通じて国際接続性の強化を図る構えだ。
[Markettimes 17:23 21/09/2026 / Sun Group 21/09/2026,U]
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