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[エンタメ]

「ベトナム映画祭」第1弾が閉幕、落合賢監督とダブルウィッシュも舞台挨拶に登壇

2018/09/11 06:30 JST更新

(C) VIETJO/Sa Huynh
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 神奈川県横浜市のミニシアター「横浜シネマ・ジャック&ベティ」で9月1日から行われていた「ベトナム映画祭2018」が、9日に閉幕した。9月8日と9日に開催された「ベトナムフェスタin神奈川」の会場では、ベトナム映画祭の関連企画としてベトナム映画3本の無料上映とトークショーおよびシンポジウムも行われた。

 「ベトナム映画祭2018」最終日の9日は、ベトナム現地で大ヒットした日本人監督による初のベトナム映画「サイゴン・ボディガード(Ve si Sai Gon)」を手掛けた落合賢監督の舞台挨拶が行われ、吉本興業のベトナム住みます芸人「ダブルウィッシュ」の2人が司会を務めた。

 ダブルウィッシュは「ベトナムフェスタin神奈川」に3年連続で出演し、2017年からはベトナム神奈川親善大使にも任命されている。今年の「ベトナムフェスタin神奈川」の企画「ダブルウィッシュのベトナムおもしろ情報」にも出演し、住みます芸人だからこそわかるベトナム情報を笑いとともに観客へ届けた。

 落合賢監督の舞台挨拶では、「サイゴン・ボディガード」の撮影時の裏話やベトナムならではのハプニングが語られ、観客からは笑いとともに驚きの声も。落合監督とダブルウィッシュの掛け合いも軽快で、終始和やかで内容も盛りだくさんの舞台挨拶となった。

 落合監督はベトナム映画として2作品目となる「パパとムスメの7日間(Hon Papa, Da Con Gai)」の撮影を終えたばかり。同作品は12月28日にベトナムで公開され、2019年に日本でも公開予定とのことだ。

 このほか、9日には「焼いてはいけない(Dung dot)」の無料上映およびシンポジウムが行われ、シンポジウムには同作品のダン・ニャット・ミン(Dang Nhat Minh)監督と映画評論家の佐藤忠男氏、アルゴ・ピクチャーズ株式会社代表で映画プロデューサーの岡田裕氏、落合監督が登壇。映画「焼いてはいけない」からみた社会主義やベトナム戦争、そしてベトナムにおける映画製作の移り変わりなどについて語られた。

 「ベトナム映画祭2018」は、横浜会場に続いて大阪・東京・愛知(名古屋)でも順次開催される。会場と開催期間は、◇大阪:10月6日(土)~19日(金)、会場:シネ・ヌーヴォ、◇東京:11月10日(土)~23日(金)、会場:新宿K’s cinema、◇愛知:11月24日(土)~12月7日(金)、会場:名古屋シネマスコーレ。

 映画祭での上映作品およびチケットなどの詳細は公式ウェブサイトを参照。各会場の上映スケジュールは決定次第の発表となる。 

[2018年9月10日 ベトジョーニュース A]
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