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[エンタメ]

ベトナム人若手監督の映画、カンヌ映画祭で上映 19年にはイリー短編映画賞受賞

2023/04/22 08:59 JST更新

(C) vnexpress
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 5月にフランスのカンヌで開催される第76回カンヌ国際映画祭で、ベトナム人若手監督のファム・ティエン・アン(Pham Thien An)氏が手掛けた映画「Ben Trong Vo Ken Vang(Inside the Yellow Cocoon Shell)」が「監督週間」の中で上映される。

 2019年の第72回カンヌ国際映画祭では、アン監督の短編映画「Hay Tinh Thuc Va San Sang(Stay Awake, Be Ready)」が「監督週間」に出品され、イリー短編映画賞を受賞した。同作品はその後、釜山国際映画祭やロカルノ国際映画祭、シンガポール国際映画祭、ストックホルム国際映画祭、ミラノ国際映画祭、バンクーバー国際映画祭など、40余りの国際映画祭で上映された。

 アン監督は1989年生まれ。アン監督は2014年開催の「48 Hour Film Project(48 HFP)」で第2位に立ったことがあるほか、2018年には短編映画「Cam Lang(The Mute)」がパームスプリングス国際短編映画祭で上映され、さらにスイスのヴィンタートゥールやフィンランドのタンペレ、香港など約15の映画祭にも出品された。

 なお、第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門には、フランス越僑のトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督の最新作「The Pot-au-Feu(原題:La Passion de Dodin Bouffant、英題:The Taste of Things)」のほか、2018年に「万引き家族」でパルム・ドールを受賞した是枝裕和監督の「怪物」もノミネートされている。また、カンヌ・プレミア部門では北野武監督の「首」がノミネートされた。 

[VnExpress 18:27 18/04/2023, A]
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