テトに公開のベトナム映画、興行収入3000億VNDを過去最速で突破 [エンタメ]

　人気男性コメディアンのチャン・タイン(Tran Thanh)が監督を務めるベトナム映画「Mai」が、テト(旧正月)の元旦にあたる2月10日に公開された。

　ベトナム全国の映画館の興行収入データを分析するボックスオフィス・ベトナム(Box Office Vietnam)によると、同作品は19日までに興行収入3463億VND(約21億円)を突破しており、3000億VND突破までの過去最短記録を更新した。

　チャン・タインが監督を務めた過去の作品では、2023年1月公開の「Nha Ba Nu」が興行収入4750億VND(約28億9600万円)でベトナム映画の歴代興行収入ランキング1位、2021年3月公開の「Bo Gia」が興行収入4200億VND(約25億6000万円)で同2位となっている。

　チャン・タインにとって監督3作目となる「Mai」は、現時点でベトナム映画の歴代興行収入ランキング3位に立っている。

　また、チャン・タインは、ベトナム人として初めて、監督作品の興行収入の合計が1兆VND(約61億円)に達した映画監督となった。

　なお、「Mai」と同じくテトの元旦に公開されたベトナム映画「Gap Lai Chi Bau」は、19日時点で興行収入618億VND(約3億7700万円)となっている。

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