芸能人が人民公安の消防隊任務を体験、リアリティ番組が話題に [エンタメ]

　人民公安の消防隊を題材にしたリアリティ番組「チエンシー・クアカム(Chien Si Qua Cam＝『勇敢な戦士』の意)」が、7月27日の放送開始から大きな反響を呼んでいる。

　同番組は毎週日曜日の20時からベトナム国営テレビ局(VTV)のVTV3チャンネルで放送されるほか、20時30分からはユーチューブ(YouTube)やFPTプレイ(FPT Play)、アプリ「VieON」でも視聴できる。

　番組では、人気芸能人が消防・救助警察部隊の過酷な生活や困難な任務を体験する様子を描く。また、火災時の対応スキルや集団での規律、団結の大切さも伝えられ、単なるエンタメを超えた教育的価値も発揮している。

　7月27日に放送された第1話は、7月21日から27日までの期間におけるVTV3チャンネルの視聴率でトップを記録し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でも大きな話題となった。

　放送開始の時点で、番組は同時接続ユーザー数(CCU)が10万人を超えた。また、第1話は放送開始からわずか20時間でユーチューブの視聴回数が100万回を超え、43時間で200万回に達した。

　同番組は、感動と誇り、笑いが交差する内容で、視聴者からは「若者が知るべきリアルな現実」、「一瞬たりとも目が離せなかった」といったコメントが多く寄せられた。

　なお、第2話は8月3日に放送・配信される。

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