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富士ゼロックス、ハイフォンの新工場稼動

2013/11/20 15:21 JST更新

(C)  富士ゼロックス
(C) 富士ゼロックス
 富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(東京都港区)は19日、北部ハイフォン市で、約90億円を投じた新会社「富士ゼロックスハイフォン」の工場を稼働させた。2015年度末までにフル稼働を予定しており、富士ゼロックスのアジアにおける生産ハブとして、全世界に向け商品を提供していく。  富士ゼロックスハイフォンは、グローバル市場の需要拡大に対応すべく、デジタルカラー複合機、小型LEDプリンターのほか、これらのデバイス用のプリント基板やドラムカートリッジ用部品などの基幹部品を生産する。年産能力は約200万台。  アジア各国の中で生産拠点としてベトナムを選んだ理由は、工業化に向けて堅実な成長を続け、情報機器などの産業が集約しつつあり、中国やタイ、ASEAN各国と広域陸送網で結ばれ、サプライチェーンが組みやすいといった利点があるため。またハイフォン市はベトナム第3の都市であると同時に、北部最大の港湾都市でもあり、現在、工業地域化を進める都市開発プロジェクトが進められ、さらなる発展が期待されている。  富士ゼロックスハイフォンでは、部品生産と商品組立ラインを垂直統合して生産を同期させることにより、生産効率の向上を図る。また、部品をアジア全域から調達することでコストを低減し、アジア・パシフィックの新興市場・米国・欧州に向けて競争力のある商品を生産する。  富士ゼロックスハイフォン概要
社長:鍋田 正明
資本金:3600万ドル(約36億円、富士ゼロックスアジアパシフィック100%出資)
設立:2012年8月
所在地:北部ハイフォン市(VSIPハイフォン工業団地内)
従業員数:創業時 約500名
業務内容:・複写機、複合機、プリンターの製造および輸出販売
       ・複写機、複合機、プリンターに関連する部品の製造および輸出販売
年産能力:200万台
投資総額(工場・建屋・設備):約90億円
敷地面積:17万6700平方メートル
工場棟建築面積:5万7563平方メートル 

[2013年11月19日 富士ゼロックス株式会社ニュースリリースU]
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