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[エンタメ]

ベトナムの新サーカス「ザ・ミスト」が日本初公開、アー・オー・ショーも再演

2018/10/13 06:00 JST更新

(C) KAAT神奈川芸術劇場
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 ホーチミン市とハノイ市、南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市で活動するベトナムのパフォーミング・アーツ・カンパニー「ルーン・プロダクション(Lune Production)」が、日本初公開の新サーカス「The Mist(ザ・ミスト)」をKAAT神奈川芸術劇場で上演する。公演期間は10月25日(木)から28日(日)まで、全6公演。

 今回上演する「ザ・ミスト」は、ルーン・プロダクションとダンス・カンパニーとの共同製作作品で、ベトナム⼈の⽣命の源「⽶」をテーマに、農村の⽣活を描いたダンス作品となっており、ダンサーたちのしなやかさと表現⼒が、農村の暮らしや若者たちの恋、神々への祈りを描く。伝統⾳楽の演奏や観客が⼀体となる終幕も見どころだ。

 また、2月に日本に初上陸した「A O Show(アー・オー・ショー)」も、11月に神奈川県内ツアーを行う。公演日と会場は、11月8日(木)が小田原市民会館、11月10日(土)がよこすか芸術劇場、11月17日(土)が大和市文化創造拠点シリウスとなる。

 「アー・オー・ショー」のテーマは、ベトナム南部の「農村と都市の暮らし」。ベトナムの素朴な⽣活や⽂化、今と昔をアクロバティックに表現する。穏やかな農村の情景と変わりゆく都市の様⼦が、時にシリアスに、時にコミカルに描かれ、伝統の⽵細⼯を駆使したパフォーマンス、また約20種類のベトナムの伝統楽器を操る5⼈のミュージシャンの妙技も見どころとなっている。

 なお、11月にはルーン・プロダクションのメンバーの指導によるワークショップも開催される。

 「ザ・ミスト」と「アー・オー・ショー」の公演およびチケット、ワークショップの詳細は、特設サイトを参照。

 ルーン・プロダクションは2012年設立。制作、スタッフワーク、パフォーマンス、演奏を全てベトナム人が担当している。2013年にホーチミン市で「アー・オー・ショー」を初めて上演し、現在は「アー・オー・ショー」と「ザ・ミスト」などの作品をベトナム3都市で上演するほか、世界中を巡業しベトナム発のエンターテインメントとして絶賛されている。 

[2018年10月9日 ベトジョーニュース A]
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