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展覧会「ベトナム、記憶の風景」、福岡アジア美術館で開催中
2025/09/20 10:47 JST更新
) (C) 福岡アジア美術館 |
ベトナム戦争終結50周年を記念する特別展「ベトナム、記憶の風景」が、9月13日(土)から11月9日(日)まで福岡アジア美術館(福岡県福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7・8階)企画ギャラリーで開催されている。
1975年に終結したベトナム戦争(第2次インドシナ戦争)は、ベトナムが大国である米国を退け、既存の世界の在り方を大きく変えた歴史の転換点として知られる。
同展覧会では、欧米列強による植民地支配と独立への闘い、難民の発生やグローバル化など、近代以降の世界の課題を絶えず経験してきたベトナムの激動の100年を、ベトナムのアーティストによる近現代美術作品約110点から辿る。
また、自然災害の脅威が身近な日本において、近年美術作品の保存修復は大きな注目を集めている。今回の展覧会では、ベトナム近代の貴重な美術作品を未来に繋げ、日越の架け橋となる、三谷文化芸術保護情報発信事業財団による「グエン・ファン・チャン(グエン・ファン・チャイン=Nguyen Phan Chanh)絵画保存修復プロジェクト」を紹介する。
展覧会の構成は、◇第1章「理想−描かれた祖国のイメージ」、◇第2章「熱気−駆け巡る戦場のリアル」、◇第3章「発展と郷愁−変わりゆく故郷のすがた」、◇第4章「追憶−歴史を携えて生きること」、◇特設コーナー「グエン・ファン・チャン絵画保存修復プロジェクト」となっている。
[2025年9月19日 ベトジョーニュース A]
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