[法律]
国会、改正個人所得税法を可決 控除額拡大・金地金取引に課税など
2025/12/11 17:14 JST更新
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国会は10日、改正個人所得税法を賛成多数で可決した。同法は4章・30条から成り、2026年7月1日に施行する。
同法では、給与・賃金に係る個人所得に対する累進課税を、現行の5%刻みの7段階(5~35%)から5~10%刻みの5段階(5~35%)に簡素化し、各段階の所得区分も拡大する。
「5~10%刻みの5段階」の税率区分は以下の通り。

給与・賃金に係る個人所得の基礎控除額および扶養控除額について、基礎控除額は月1550万VND(約9万2000円)、扶養控除額は扶養家族1人につき620万VND(約3万7000円)となる。
同法ではまた、金地金の譲渡所得に対する課税を導入し、譲渡額ごとに0.1%の税率で課税することを規定している。課税の開始時期や税率の調整については政府が決定し、金市場管理のロードマップに沿って運用することが委ねられる。
なお、事業所得に係る個人所得税については、国内に居住して事業活動を行う個人のうち、年間売上高が5億VND(約300万円)以下の場合は非課税となる。
[Suc Khoe & Doi Song 09:29 10/12/2025 / VTC News 09:16 10/12/2025 / An Ninh Thu Do 09:26 10/12/2025, A]
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