ホーチミン市初の自転車専用レーンが完成、12月31日に運用開始 [生活]

（C）Tien Phong

　ホーチミン市ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに建設されていた自転車専用レーンが約2か月の工期を経て完成し、12月31日に運用を開始した。同市では初の自転車専用レーンとなる。

　完成した自転車専用レーンは、グエンコータック(Nguyen Co Thach)通りからD1通りまでの区間の全長約5.8kmで、投資総額は127億VND(約7560万円)余りとなっている。車線の塗装、標識、信号機、照明、公共自転車(コミュニティサイクル)のサイクルポートの設置などが完了。夜間走行時の視認性と安全性を確保した設計になっているという。

　大気汚染が進んでいる同市では、グリーン交通の発展と排出量削減が急務となっており、自転車専用レーンの運用により、市民への自転車利用を働きかける。また、同プロジェクトでは住宅地付近に駐輪場と公共自転車のサイクルポート5か所を設置しており、地域住民の利便性向上を図っている。

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