[日系]
バクザン省:日本式・断熱ハウス栽培の白きくらげ定期栽培を開始
2025/06/12 04:15 JST更新
) (C) JV BROS |
東北部地方バクザン省で、日本で美容・健康食材として注目される「白きくらげ」の本格的な定期栽培が始まった。白きくらげの菌床を日本から輸入しての栽培は、ベトナムで初めての試みとなる。
日本農産物協会(JAPAN AGRICULTURAL PRODUCT COOPERATIVE、バクザン省)が生産を担い、きくらげ堂産業合同会社(宮崎県西都市)が技術監修・品質管理を手掛ける。
同プロジェクトでは、日本から輸入した無農薬菌床を使用し、外気の影響を最小限に抑える断熱仕様のハウス内で、温湿度を徹底管理しながら栽培することで、高品質かつ安全な白きくらげの現地生産を実現する。
これに先立つ2024年11月には、約2000本の白きくらげ菌床による試験栽培を実施した。6月30日には、日本で現在培養中の菌床4032本を博多港からベトナムに輸送する予定だ。これにより、7月下旬からは年3回のサイクルで本格的な定期栽培を開始する。
なお、ベトナム国内での生きくらげ販売については、イオンベトナム(AEON Vietnam)と交渉中だという。このほか、日本国内での営業活動も開始しており、日本への輸出に向けた物流・販売体制の準備も進んでいる。
[2025年6月2日 ベトジョーニュース A]
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。