スペースシフト、地場ベガコスモスと衛星データビジネス推進で提携 [日系]

　衛星データ解析システム開発や衛星データ解析業務などを手掛ける株式会社スペースシフト(東京都千代田区)は、地場テクノロジー企業のベガスター・テクノロジー(VegaStar Technology、ハノイ市)グループで地理空間技術を展開するベガコスモス(VegaCosmos、ハノイ市)との間で、衛星データを活用した地理空間アプリケーションと技術開発を目的とした戦略的業務提携を締結した。

　両社は、スペースシフトの衛星データ解析人工知能(AI)を活用し、ベガコスモスの地理空間プラットフォーム「GEOHUB」を通じてデータ解析サービスを提供することで、環境モニタリング、都市計画、災害リスク軽減、スマート農業といったベトナムおよび近郊地域のニーズに対応していく。

　「GEOHUB」は、衛星ツールやAPIを提供するオープンかつモジュール型のデータプラットフォームで、ベトナムをはじめとするユーザー層に対し、高度なリモートセンシング製品・サービスを提供している。

　ベガコスモスは、スペースシフトが立ち上げた衛星データ事業共創プログラム「SateBiz(旧称：SateLab)」の共創パートナー企業で、今回の連携でも「SateBiz」のコミュニティを活用することで、まずはベトナムと日本の顧客向けに実証・導入を進める。

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