日韓ロッテ共同出資のベトナム現法、VPバンクとBNPLサービス開始 [日系]

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　ファイナンス事業や不動産開発事業、太陽光発電事業を手掛ける株式会社ロッテファイナンシャル(東京都新宿区)と韓国子会社のロッテキャピタル(LOTTE CAPITAL)の共同出資により設立されたベトナム現地法人のロッテC&Fベトナム(LOTTE C&F VIETNAM、ホーチミン市)は11日、VPバンク[VPB](VPbank)と共同で開発した後払い(Buy Now Pay Later＝BNPL)サービス「ロッテフレックス(LOTTE FLEX)」の提供を開始した。

　ロッテC&Fベトナムは、ロッテグループが日韓に続く「第3の市場」として注力するベトナムで、BNPLサービスを提供することを目的として2023年4月に設立された。

　2024年3月にロッテグループが現地で展開する映画館「ロッテシネマ(LOTTE Cinema)」にBNPLサービスを導入し、その後はスーパーマーケット「ロッテマート(LOTTE Mart)」などの電子商取引(eコマース＝EC)サイトにも展開を広げた。さらに同年9月には、VPバンクと業務提携に向けた覚書を締結した。

　この提携により、2025年7月からはロッテマート全店舗やロッテ百貨店などのベトナム国内の実店舗でも、新たなBNPLサービス「ロッテフレックス」が利用できるようになった。また、今後は一般の小売店舗やサービス店舗、ECサービスなどに順次対象を広げ、サービスを拡大していく。

　「ロッテフレックス」では、ロッテC&Fベトナムがサービスプラットフォームの開発・運営を、VPバンクが資金提供や与信審査、回収業務を担う。両社の強みを生かすことで、快適なBNPLサービスの提供を目指す。

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