ベトナムのレストラン「ネン」、代官山に海外初の旗艦店オープンへ [日系]

　Nen Global株式会社(東京都品川区)は、南中部地方ダナン市で2017年に誕生したモダンベトナムレストラン「ネン(Nen)」の海外初となる旗艦店「ネン・トウキョウ(Nen Tokyo)」が、9月2日に東京・代官山にオープンする。8月1日より予約の受け付けを開始した。

　「意識的にベトナムらしく(Consciously Vietnamese)」をコンセプトに掲げるネンは、使用する食材の約99％をベトナム国内から調達し、自然・文化・人生のストーリーをテーマとしたコース料理「ストーリーメニュー(Sto:ry Menu)」を提供する。

　食を単なる味覚ではなく「体験」として届けるという哲学が評価され、2024年にはベトナムで初めて、持続可能なガストロノミーに積極的に取り組むレストランとして、ミシュランガイドの「グリーンスター」に選定された。2025年にも「グリーンスター」に選ばれている。

　また、2022年には姉妹店としてホーチミン市に「ネン・ライト(Nen Light)」をオープンし、「ミシュランセレクテッド」に3年連続で掲載されている。

　なお、シェフのサマー・レ(Summer Le)氏はダナン市出身で、学生時代にベトナム料理を世界に伝えるべく、料理ブログを開始した。10年以上にわたり情報を発信し続けた後、2017年に「ネン」を創業した。大学時代には大分県の立命館アジア太平洋大学(APU)に留学していた。

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