日本の国立長寿医療研究センター、ベトナム中央老人病院と覚書締結 [日系]

　国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)はこのほど、ハノイ市の中央老人病院との間で、高齢化に伴う諸課題に対応するため、共同で研究や人材育成に取り組むことについて覚書を締結した。

　高齢化対策における日本の医療・教育・研究を先導する国立長寿医療研究センターは、2024年5月に覚書を締結したタイ保健省の老年医学研究所に続いて、ベトナムの中央老人病院とも協力関係を築くことで、日本政府が推進する「アジア健康構想」にも沿って、ASEAN諸国におけるプレゼンスの向上に努めていく。

　ベトナム側は、今回の覚書の締結を受け、アジア地域などの高齢者医療の専門家を対象とする研修事業への参加や共同研究に期待を寄せた。

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