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三菱重工業、第4オモン火力発電所向けガスタービン2台を受注
2025/09/09 12:05 JST更新
) (C) 三菱重工業 |
三菱重工業株式会社(東京都千代田区)は、南部メコンデルタ地方カントー市で建設中の第4オモン火力発電所向けに、最新鋭のM701JAC(J-series Air-Cooled)形ガスタービン2台を受注した。
最大115万5000kW級の出力を見込むガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備の中核を担うもので、ベトナムからJAC形を受注したのは今回が初めて。世界最高レベルのコンバインドサイクル効率64%以上、300万時間を超える運転実績に基づき、よりクリーンで信頼性の高い電力の供給に貢献する。
三菱重工は、第4オモン火力発電所の事業を手掛けるペトロベトナムグループ(PVN)から、
第2電力建設コンサルティング[TV2](Power Engineering Consulting 2=PECC 2)とのコンソーシアムにより、EPC(設計・調達・建設)の取りまとめを請け負う韓国の斗山エナビリティ(Doosan Enerbility)と協力して、8月にガスタービン2台および関連機器を受注した。発電機は、三菱ジェネレーター株式会社(兵庫県神戸市)が供給する。
同発電所は、8月19日に着工し、2028年の完成を目指している。完成すれば、PVNの設備容量を、ベトナム全体の約10%に相当する930万kW以上に引き上げることになる。
[2025年9月8日 三菱重工業株式会社ニュースリリース A]
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