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イーレックス、ビナコミン電力と石炭火力でバイオマス混焼試験開始
2025/09/30 04:15 JST更新
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再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、国営ベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン=TKV)傘下の
ビナコミン電力[DTK](Vinacomin - Power Holding Corporation)と共同で行う、ビナコミン電力の所有する石炭火力発電所でのバイオマス混焼に関して、東北部地方ランソン省のナーズオン石炭火力発電所(55MW×2基)において、18日にバイオマス燃料(木質チップ)の投入を開始し、バイオマス混焼試験を開始した。
この混焼試験は、2022年9月にビナコミン電力との間で調印した石炭火力へのバイオマス混焼などに関する覚書と、2025年6月に締結した覚書の付録書に基づき実施するもの。混焼試験では、55MW×2基のうちの1基を対象に、バイオマスを最大20%まで混焼する。
また、経済産業省資源エネルギー庁による令和7年度「資源国脱炭素化・エネルギー転換技術等支援事業費補助金」に採択されており、この補助金を活用して混焼試験を行う。
イーレックスは、混焼試験の結果を持って、混焼運転の商用化を目指す。東北部地方タイグエン省のカオガン石炭火力発電所(57MW×2基)でも、今秋に混焼試験を実施する計画だ。
[2025年9月26日 イーレックス株式会社ニュースリリース A]
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