[日系]
	住友商事、子会社バンフォン・パワーの出資持分50%を2社に譲渡
    2025/11/04 03:06 JST更新
	
)  (C) 住友商事  | 
 住友商事株式会社(東京都千代田区)は、同社100%子会社のバンフォン・パワー(Van Phong Power)の出資持分50%を第三者企業に譲渡することについて、すべての契約を締結し、ベトナム政府への申請を開始した。これに伴い、持分を譲渡する相手先2社を開示した。なお、譲渡実行日は2026年度以降を予定している。
 今後は両社と連携して、地域社会における経済や産業の発展に不可欠なエネルギーを安定的に供給するとともに、アジア地域におけるエネルギートランスフォーメーションについても検討していく。
 譲渡の相手先の1社は、タイの電力・エネルギー関連事業で、タイ発電公社(EGAT)が99.9%出資するEGATインターナショナル(EGAT International=EGATi)だ。もう1社は、フィリピンで発電事業・配電事業会社の保有および管理を手掛け、アボイティズ・エクイティー・ベンチャーズ(Aboitiz Equity Ventures)が53.09%、株式会社JERA(東京都中央区)子会社のJERAアジア(JERA Asia)が27.57%出資するアボイティズ・パワー(AboitizPower)となる。
 住友商事は、EGATインターナショナルとアボイティズ・パワーに持分を25%ずつ譲渡する。譲渡価額は、持分譲渡の相手先との守秘義務により開示しない。
 住友商事は2018年6月にバンフォン・パワーを設立した。2019年より石炭火力発電所の建設を開始し、2024年に商業運転を開始した。同社は、中期経営計画2026において事業ポートフォリオの変革を加速させており、その一環として、同事業に係る保有持分を譲渡することとした。 
    	
    	[2025年10月29日 住友商事株式会社ニュースリリース A]
        © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。