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OKI、ハイフォンの新工場を本格稼働 ATMなどの生産能力拡大
2025/11/20 03:26 JST更新
) (C) OKI |
沖電気工業株式会社(OKI、東京都港区)は、北部紅河デルタ地方ハイフォン市のチャンズエ工業団地の生産拠点「OKIベトナム(OKI VIET NAM)」をリニューアルし、9月より新工場として本格稼働を開始した。
これにより、ATMなど自動機製品の生産能力を従来比で約2倍に拡大し、グローバルな顧客への安定的な供給体制を強化する。新工場は2階建てで、延床面積1万8410m2となっている。
近年、世界的なキャッシュレス化が進む一方、通貨の流通量は増加傾向にあり、現金への根強いニーズが残っている。特にベトナムをはじめとする東南アジアやインドでは、ATMの需要が伸長している。OKIは日本国内に加え、こうした海外の成長市場向けにも積極的にATMを展開している。
OKIベトナム工場は、2019年に稼働を開始して以来、ATMを中心とした自動機製品のグローバル生産拠点として重要な役割を担ってきた。今回の新工場の稼働により、生産能力を拡大し、量産工場として中・大量生産、共通ユニットなどの生産を集約する。
日本国内のOKI富岡マニュファクチャリング株式会社(群馬県富岡市)は、マザー工場として新製品の立ち上げやベトナム工場への生産移管、さらに変種変量・顧客カスタマイズにも対応し、OKIグループ全体で効率的かつ柔軟な生産体制へと改革した。
[2025年11月19日 沖電気工業株式会社ニュースリリース A]
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