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ミュージカル「アニオー姫」、26年にKAAT神奈川芸術劇場で初演
2025/11/26 06:01 JST更新
) (C) 「アニオー姫」実行委員会 |
「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)は、「ミュージカル『アニオー姫』~Hen gap lai再び~」を、2026年9月にKAAT神奈川芸術劇場で初上演する。
2023年に日越外交関係樹立50周年を記念して制作されたオペラ「アニオー姫」をベースとして、今回新たに楽曲を揃え、新作ミュージカル「アニオー姫」として生まれ変わる。
総監督・演出は、自身もオペラ歌手・俳優である大山大輔氏が務める。作曲はオペラ「アニオー姫」でもその手腕を発揮したチャン・マィン・フン(Tran Manh Hung)氏が担当する。
主役の荒木宗太郎役は、数々のミュージカルで主要な役を演じ、現在の日本を代表するミュージカル俳優の田代万里生氏と小野田龍之介氏のWキャストとなる。
タイトルロールのアニオー姫役は、宝塚歌劇団花組娘役で活躍した音くり寿氏と、オーディションで選ばれたベトナム人女優のドー・ファン・ザー・ハン(Do Phan Gia Han)氏が務める。
このほか、アニオー姫の父親であるグエン王役に今井清隆氏、お妃役に吉沢梨絵氏、運命の占い師役に井料瑠美氏など、名だたる実力派を揃えて上演する。
2026年9月11日(金)から9月28日(月)まで、全20回の公演を予定している。2026年5月よりチケットの一般発売を開始する予定だ。詳細は
公式ウェブサイトを参照。
【ストーリー】
今から400年前、世界は「大航海時代」の17世紀初頭。広南国の王女・玉華姫(ゴックホア姫・後のアニオー姫)と日本の商人・荒木宗太郎は、両国を結ぶ大海原の船上で出会う。10年後、2人は運命に導かれ再会。いつしか恋に落ち、結婚することを決意する。父である王は、2人の変わらぬ決意と深い愛を確認し、結婚を許し、2人を日本・長崎へ送り出す。
「アイン・オーイ(Anh oi)!」長崎の町中で、天真爛漫な玉華姫が宗太郎を広南の言葉で元気に呼びかける。長崎の人々はそんな姫を見て、いつしか「アニオーさん」という愛称で呼ぶようになった。町の人々にも愛され、娘も生まれ、幸せいっぱいの2人。そんな2人に、抗えない「時代の波」が襲いかかる。長崎奉行から鎖国の通達が下されたのだ。果たして、2人の運命の行方は…。
[2025年11月5日, 2025年11月6日, 2025年11月17日 「アニオー姫」実行委員会ニュースリリース A]
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