[政治]
チャン・ドゥック・ルオン元国家主席が逝去、24日・25日に国葬
2025/05/23 13:10 JST更新
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1999年9月から2006年6月まで国家主席を務めたチャン・ドゥック・ルオン氏が20日、老衰のため、自宅で逝去した。88歳だった。
葬儀は国葬として5月24日と25日の両日にハノイ市の国家葬儀場で執り行われ、ルオン・クオン国家主席が葬儀委員会の委員長を務める。告別式は24日午前7時から25日午前7時まで国家葬儀場で営まれる。
25日午前7時からの追悼式の後、ルオン氏の遺体を納めた棺は故郷の南中部沿岸地方クアンガイ省ドゥックフォー町フォーカイン村へと移され、午後3時から埋葬式が執り行われる。
また、告別式と追悼式は、ホーチミン市1区の統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸)とクアンガイ省軍事司令部のT50会堂でも同時に行われる。
葬儀と追悼式、埋葬式の模様はベトナム国営テレビ局(VTV)とベトナムの声放送局(VOV)で生中継される。
国葬期間中の2日間は、公的機関や公共施設で半旗を掲げるほか、全国で各種娯楽活動を自粛する。
ルオン氏は1937年5月5日、クアンガイ省ドゥックフォー町フォーカイン村で生まれた。第5期(候補)、第6・7・8・9期の共産党中央委員、第8期政治局常務委員、第9期政治局員、第7・8・10期国会議員を務めた。
ルオン氏は鉱山開発と地質学の分野で長年にわたり活躍し、国家建設と国防事業に貢献した。1960年から1965年にかけて旧ソ連とベトナムが共同で実施した「北ベトナム地質図(縮尺50万分の1)」作成プロジェクトに参加した。
また、1988年に出版され、2005年にホーチミン賞を受賞した「ベトナム地質図(縮尺50万分の1)」に共同編集者として携わった。2007年12月には、ベトナムの最高栄誉勲章であるサオバン(金星)勲章を受章した。
[Tuoi Tre 19:40 22/05/2025, 19:16 21/5/2025, O]
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