ベトナム、米国のイラン核施設攻撃に懸念表明 [政治]

　外務省のファム・トゥー・ハン報道官は22日に開かれた定例記者会見で、米国がイランの核施設を攻撃したことについて、「ベトナムは、中東で激化・複雑化している紛争が、民間人の命や安全、地域と世界の平和と安定を脅かしていることに深い懸念を表明する」と発言した。

　ハン報道官はまた、「ベトナムは、関係各国が核施設への攻撃を含むあらゆる軍事行動を即時停止し、国際法、特に国連憲章、国家の主権と領土保全、国際人道法、国際原子力機関(IAEA)の規定を尊重した上で、平和的対話・交渉を再開するよう求める」と述べた。

　これに先立ち、米国のドナルド・トランプ大統領は米国時間21日、イランの核施設3か所への攻撃を成功裏に遂行したと発表した。その後、トランプ大統領は24日、イスラエルとイランが停戦に合意したと明らかにした。

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