カインホア省：人民評議会議長が人民委員会主席に [政治]

　南中部地方カインホア省人民評議会は16日、同省共産党委員会筆頭副書記兼同省人民評議会議長のグエン・カック・トアン氏を同省人民委員会の新主席(2021～2026年任期)に選出した。

　トアン氏は新主席就任に併せて、同省人民評議会議長の職を解任された。

　トアン氏は、カインホア省共産党常務部により、全会一致で同省人民委員会の新主席に推薦された。

　カインホア省共産党委員会筆頭副書記兼同省人民委員会主席のトアン氏は、就任にあたり、「これは大きな栄誉であると同時に、党組織、省政府、そして省民に対して非常に重い責任を負うことでもある。政治的な胆力を堅持し、果断に行動し、常に公共の利益を最優先に置く必要がある」と述べた。

　トアン氏は1970年生まれの55歳で、カインホア省の出身。司法学士号、党建設・国家行政学士号を有する。

　経歴について、旧カインホア省カムラン市共産党委員会書記、旧カインホア省組織委員長、旧カインホア省共産党委員会筆頭副書記・同省人民評議会議長を歴任し、2025年7月に新カインホア省(旧カインホア省、旧ニントゥアン省)共産党委員会筆頭副書記・同省人民評議会議長に就任した。

　なお、定年退職する前人民委員会主席のチャン・クオック・ナム氏は同日、人民委員会主席の職を解任された。

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