バクニン省など4省、新人民委主席が就任 [政治]

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　各地方自治体での人事異動により、◇北部紅河デルタ地方バクニン省、◇西北部地方ライチャウ省、◇北中部地方クアンチ省、◇南部メコンデルタ地方カマウ省の人民委員会主席が交代となった。

　新主席に就任した4人は以下の通り。

◇バクニン省人民委員会主席：ファム・ホアン・ソン氏
＋年齢：1976年生まれの49歳
＋出身地：東北部地方タイグエン省
＋学位：農学修士
＋経歴：タイグエン省共産党委員会国民運動委員長、同省ベトナム祖国戦線委員長、同省共産党委員会組織委員長、同省共産党委員会副書記・同省人民委員会主席

◇ライチャウ省人民委員会主席：ハー・クアン・チュン氏
＋年齢：1976年生まれの49歳
＋出身地：北部紅河デルタ地方フンイエン省
＋学位：財務金融学士、ビジネスマネジメント修士
＋経歴：西北部地方ディエンビエン省財政局長、同省ディエンビエンフー市共産党委員会書記、同省共産党委員会組織委員長、同省共産党委員会副書記

◇クアンチ省人民委員会主席：レ・ホン・ビン氏
＋年齢：1974年生まれの51歳
＋出身地：北中部地方ゲアン省
＋学位：道路・橋梁建設学士、科学技術管理修士
＋経歴：ゲアン省共産党委員会監査委員長、同省人民評議会経済予算委員長、同省人民委員会副主席、同省共産党委員会副書記・同省人民委員会主席

◇カマウ省人民委員会主席：ルー・クアン・ゴイ氏
＋年齢：1972年生まれの53歳
＋出身地：南部メコンデルタ地方ドンタップ省
＋学位：経済法学士、党建設・国家行政学修士、政治学博士
＋経歴：旧ビンロン省労働傷病兵社会局長、同省タムビン郡共産党委員会書記、同省共産党委員会事務局次長、同省人民委員会副主席、同省共産党委員会副書記・同省人民委員会主席

　なお、ベトナム国内では10月以降、人事配置の変更が続いている。これには汚職・違反防止対策の一環として、政治局が各レベルの共産党委員会書記に地元出身者を任命しない方針を固めたことがある。これに先立ち、トー・ラム書記長は、近年違反が発生した地方の多くでは、書記が地元出身者であることが違反の主な要因になっていたと指摘した。

　共産党委員会の幹部に地元出身者を任命しないという方針は、共産党委員会書記、警察署長、裁判所長官、検察院検事総長に適用され、現在は人民委員会主席などのポストにも拡大している。

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