越韓の国会議長が会談、30年までに貿易額1500億USD目指す [政治]

（C）Dan Tri

　チャン・タイン・マン国会議長は20日、ベトナムを公式訪問した韓国のウ・ウォンシク(禹元植)国会議長と会談した。

　両議長はこの席で、1992年の国交樹立以来、両国関係が良好に発展していることに満足の意を示した。ウ国会議長は、両国は文化面で多くの共通点を持ち、互いに主要な経済パートナーとなり、切り離すことのできない関係に発展しているとの見解を示した。

　双方は、議会外交が両国協力の重要な柱となっており、ハイレベル合意の履行監視、立法経験の共有、相互理解の促進で重要な役割を果たしていると評価し、引き続き、ハイレベル代表団の定期交流を行い、政治的信頼を一層強化することで一致した。

　双方はまた、両国の利益に沿った効率的な経済協力促進で一致し、2030年までに両国間貿易額を1500億USD(約23兆6000億円)に引き上げる目標を再確認した。さらに、国防・安全保障協力や非伝統的安全保障、国際犯罪対策での協力拡大でも合意した。

　両国は、産業、エネルギー、技術移転などの分野で協力を推進し、持続的発展に貢献する枠組みを構築するほか、人材育成、文化・観光、人的交流を引き続き拡大し、国民間のつながりを深めていく。

　さらに両議長は、アジア・太平洋議員フォーラム(APPF)、列国議会同盟(IPU)など地域・国際議会フォーラムでの協力継続を確認し、地域および世界の平和・安定・協力・発展への貢献を目指すことで一致した。

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