[政治]
ベトナムとEU、包括的・戦略的パートナーシップへ関係格上げ
2026/01/30 06:28 JST更新
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ルオン・クオン国家主席はハノイ市で29日、ベトナムを訪問している欧州連合(EU)のアントニオ・コスタ欧州理事会議長と会談した。双方はこの席で、関係を包括的・戦略的パートナーシップへ格上げすることで一致した。
クオン国家主席は、EUをベトナムの外交政策における最重要パートナーの一つと位置付けていると強調し、多国間主義の推進や法の支配の尊重が、地域および世界の平和・安定・発展に不可欠だとの認識を示した。
コスタ議長はこれに対し、ベトナムとEUは、多国間体制や法に基づく国際秩序、自由貿易を重視するパートナーだと述べ、共通の価値観に基づく協力関係を評価した。
関係格上げに関する共同声明では、包括的・戦略的パートナーシップの下、双方の利益に資する実質的な協力を拡大し、地域および世界の平和と繁栄に貢献していく方針を明確にした。
具体的には、首脳級を含む各レベルでの政治対話の強化や、外交・人的交流を通じた関係促進を進めるほか、経済、貿易、投資分野での協力を一層拡大する。
また、平和・国防・安全保障分野での連携を強化するとともに、戦略研究、海洋安全保障、データ保護分野での協力拡大の可能性を検討する。加えて、科学技術協力や人的交流の促進も重要な柱に据える方針だ。
ベトナムとEUは1990年に外交関係を樹立した。以降30年以上にわたり、ハイレベル交流や東南アジア諸国連合(ASEAN)とEU、国連など多国間の枠組みでの連携を通じ、関係を継続的に強化してきた。
2012年に締結され、2016年に発効した包括的パートナーシップ協力協定(PCA)に加え、2019年に締結されたベトナムEU自由貿易協定(EVFTA)およびベトナムEU投資保護協定(EVIPA)が、双方の協力関係を法的に支えている。
EVFTAの発効から5年を経て、ベトナムはEUにとってASEAN最大の貿易相手国となり、EUはベトナムにとって第4位の貿易相手、第6位の投資パートナーとなっている。
双方の貿易額は2020年の441億USD(約6兆8000億円)から2024年には646億USD(約9兆9000億円)へと+47%増加し、2025年1~10月期は610億USD(約9兆3000億円)となった。EUからベトナムへの投資額も350億USD(約5兆3600億円)へと拡大した。
[Tin Nhanh Chung Khoan 15:34 29/01/2026 / Lao Dong 14:40 29/01/2026, A]
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