メイコー、ハノイに子会社設立へ、電子回路基板増産 [日系]

　電子回路基板の設計・製造・販売の株式会社メイコー（神奈川県綾瀬市）は12日、ハノイ市に子会社（第二製造会社）を設立すると発表した。　東南アジア地域における電子回路基板市場は今後も拡大が期待されており、同社は中国の広州市と武漢市、およびベトナムのハノイ市に生産拠点を設立し、事業展開を進めてきた。　今回設立する子会社（第二製造会社）は、特に今後の成長が期待されるHDI構造の車載用基板市場への供給体制構築やスマートフォン・タブレット向け高密度電子回基板の第一製造会社の製造補完を含む増産体制の整備を目的として設立するもの。　子会社は、2014年6月にハノイ市のタンロン工業団地内にある Panasonic Vietnam Co., Ltd. 社の敷地内に設置すると共に、製造設備を Panasonic Industrial Devices Vietnam Co., Ltd 社から譲渡を受ける予定で、早期稼働を目指して準備を進めていく方針。　子会社の概要
商号：Meiko Electronics Thang Long Co., Ltd.（予定）
所在地：Plot J1, J2Thang Long Industrial Park, Dong Anh District, Hanoi
敷地面積：約2万8000平方メートル
延べ床面積：約3万1000平方メートル
代表者：名屋佑一郎
事業内容：電子回路基板の製造販売
資本金：1500万ドル（約15億3000万円）（予定）
設立：2014年7月（予定）
出資比率：株式会社メイコー 100％

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