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三谷産業、ベトナム工場で健康食品GMP認定取得

2015/01/08 08:49 JST更新

 三谷産業株式会社(石川県金沢市)のベトナム子会社オレオ・ファインケミカル・プロダクツ(Aureole Fine Chemical Products:AFCP)の第1工場がこのほど、公益財団法人日本健康・栄養食品協会(日健栄協)より健康食品(原材料)GMP(適正製造規範:Good Manufacturing Practice)認定を取得した。同協会より海外工場として認定を受けるのは、同社が初めて。



 同工場は、東南部ドンナイ省のロンビン工業団地に設置されている。AFCPは焼津水産化学工業株式会社(静岡県掛川市)と業務提携し、同工場でエビ・カニの殻を出発原料とするキチン分解物:N-アセチルグルコサミン(中間体)をはじめ、水産物由来の機能性素材の製造を手掛ける。また、同省ロンタイン工業団地内で昨年5月に稼働した第2工場では、出光興産株式会社(東京都千代田)向け牛用機能性飼料をはじめとする植物由来の機能性素材の製造を行っている。



 同社はこれまで、食品等の安全・衛生管理基準の適合はもとより、GMP基準に準拠した生産体制を構築してきたが、新規ビジネスの開拓を積極的に推進する上で、米国はもとより既にアジアでも浸透している健康食品(原材料)GMPの認定を受けることが、同社製品の付加価値を一層高めると判断し、2014年12月に認定申請したという。 

[2015年12月24日 三谷産業株式会社ニュースリリース S]
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