VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[日系]

横河電機、タイビン火力発電所の制御システムを受注

2015/01/09 08:40 JST更新

 横河電機株式会社(東京都武蔵野市)の子会社、ヨコガワ・エンジニアリング・アジア(シンガポール)が、紅河デルタ地方タイビン省で計画されているタイビン石炭火力発電所向けの制御システムを受注した。発注元は、同発電所の電機設備などを受注した東芝プラントシステム株式会社(神奈川県横浜市)となっている。  タイビン火力発電所は、国営のベトナム電力グループ(Vietnam Electricity=EVN)が建設する発電所で、発電容量30万kWの発電ユニット2基(総出力60万kW)を備える。第1ユニットは2017年10月より稼働する見通しだ。  同社が受注したのは、ボイラーの制御及び発電所全体の制御監視を行う統合生産制御システムとプラント情報管理システム。製品納入、エンジニアリング、機器の据付支援、試運転支援、及び運転員訓練の支援を実施する。第1ユニット向けに2016年9月までに納入する予定。  横河電機はベトナムでこれまでに、◇第 2ファライ火力発電所(東北部クアンニン省)、◇第1ブンアン火力発電所(北中部ハティン省)、◇第1ギーソン火力発電所(北中部タインホア省)、◇第2モンズオン火力発電所(北部クアンニン省)をはじめ、電力分野向けに制御システムを多数納入しており、これらの実績が評価され、今回の受注に繋がった。  同社は、今回の受注を弾みに、2017年度までにベトナムをはじめとする東南アジア・南アジアの電力分野向け制御ビジネス市場で、年間1億USD(約119億円)の受注を目指す。 

[2015年1月7日 横河電機株式会社ニュースリリース]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる