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[三面]

豊胸手術事件:医師3人初手術で患者死なす 

2006/02/14 07:08 JST更新

 2月3日ホーチミン市内のクリニックで、豊胸手術を受けた41歳の女性患者が死亡した事件で、保健局監査は9日、手術に関与した3人の医師の取調べを行った。それによると手術の際、3種類の麻酔薬(静脈麻酔)が使用されたが、麻酔の約30分後、痙攣を起こすなど異変が起き、死亡に至ったという  レ・フン医師、ハン医師の2人はいずれもビンザン病院(ホーチミン市1区)に勤務する外科医と麻酔医で、残る1人のタム医師は、まだ未就業の研修医だという。保健局監査が3人を個別に取調べたところ、なんと3人ともに豊胸手術の執刀経験がなく、今回が初の手術だったことが明らかになった。  このように違法手術を行っていたにも関わらず、レ・フン医師の個人クリニックの入り口ドアには、「あなたも美容整形で美しくなりましょう!」と言わんばかりの大きな広告文字がプリントされているという。今後の3人の処遇については、法医学検査の結果を待って決定される。  

[2006年2月10日 Thanh Nien電子版]
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