ホーチミン：金販売店で白昼堂々の短銃強盗 [三面]

　26日正午ごろ、ホーチミン市5区のアンドン市場の入り口近くにある金（きん）販売店キム・リーが短銃を持った2人組の男に襲撃されるという事件が起きた。　現場に居合わせた人たちの証言によると、犯人は2人とも帽子とマスクで顔を隠し、ドンナイ省ナンバーのバイクに乗っていたという。2人組は店先にバイクを横付けすると、一人は銃を手にそのままバイクで待機し、もう一人は金づちと銃を持って店内に浸入するやいきなり天井に向けて発砲した。この銃声で、すぐ近くの交番の警察官が現場に急行したが、見張り役の男に銃で脅されたため何もできなかった。実行役の男は店内のガラスケースを叩き割って大量の金や宝石を奪った。　犯行後、2人組はバイクで逃走し、これまでのところその行方は分かっていない。警察は、店側から防犯ビデオの提出を受けて詳細な捜査を行っている。

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