ハノイ：警備員、勤務先会社の副社長一家を恐喝 [三面]

　ハノイ市警察は7月24日、市内のビール工場の警備員を務めるグエン・バン・クアン(33歳)という男を恐喝容疑で緊急逮捕した。　警察の調べに対し、クアン容疑者はばくちによる借金3000万ドン(約23万円)の返済に困って、勤務先のビール工場の副社長グエン・ホン・ロアンさん一家をターゲットに選んだと供述。同容疑者は公衆電話からロアンさん宅に電話をかけると、2億ドン(約150万円)を用意しなければロアンさんの娘を誘拐し家に放火すると脅した。さらに、同容疑者は携帯電話からも同様の内容のメッセージをロアンさんに送っていた。　通報を受けた警察が犯人の行方を追っていたところ、7月24日早朝、ロアンさんの家の前にガソリンをまき、火を付けて逃走しようとするクアン容疑者の姿が発見され、緊急逮捕に至った。幸いなことに火は間もなく消し止められた。逮捕された時、クアン容疑者はロアンさんへの恐喝メッセージ送信に使った携帯電話を所持していた。

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