精神病院で火災　殺人事件隠ぺいのための放火か [三面]

　8月29日午後、ハノイ市内にある精神病院のガレージで火災が発生し、焼け跡から共にこの病院の運転手をしていたレ・ミン・トゥアンさん(44歳)とグエン・トゥアン・アインさん(36歳)の遺体が発見された。　その後の警察の調べにより、アインさんの身体には多くの刺し傷が残されており、肺やのどには火災による煙を吸い込んだ形跡がなかったことが判明、アインさんが火災発生の前に殺害されていたことが明らかになった。一方、トゥアンさんには煙を吸い込んだ形跡があり死因は窒息によるものと確認された。　警察は、アインさんとトゥアンさんの間にもめ事があったとする周囲の証言や状況証拠から、29日昼ごろけんかになりトゥアンさんがアインさんを刺殺、その後証拠隠滅を図ろうと現場にガソリンをまいて火を放ったが、自身も逃げ遅れて死亡したものと見て詳しい捜査を行なっている。

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精神病院で火災 殺人事件隠ぺいのための放火か

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