ハノイ：60歳女性、バスの扉に挟まれ転倒 [三面]

　22日午前ハノイ市ハドンで、60歳の女性がバスから降車した際、扉に手をはさまれたままバスが発車したため転倒する事故が起きた。被害に遭ったのはチャン・ティ・ロアンさん。　ロアンさんによると、親せきの見舞いのため路線番号39番（ホアンクオックベト～ヌオックガム・バスターミナル間）のバスに乗り103病院前で降りようとした際、片足を地面についたところで扉を閉められたため、左手とバッグを挟まれたという。バスがそのまま発車したため、ロアンさんは引きずられて転倒しすり傷や打撲を負った。周囲にいた人々が駆け寄りバスの車体を叩いて合図したが、バスは停車しなかったという。　ロアンさんは同日午後、事故で破れた衣服のままバスのチケットの半券を持ってバス運行会社を訪れ、状況を説明した。同社幹部は、ロアンさんに謝罪するとともに、3日以内に社内調査を終わらせ、訴え通りであれば運転手を厳重処分にすると約束した。

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