携帯無線基地局破壊の被告7人に禁固刑 [三面]

　第3軍区第1地区軍事裁判所は21日、軍隊通信総公社（ベトテル）の無線基地局(BTS)を破壊した被告7人に対し、禁固2年6カ月から4年の判決を出した。　第1地区軍事検察院の訴状によると、2008年9月17日、北部ハイフォン市ティエンラン郡クアンフック村で、グエン・バン・フオン被告(57歳)に率いられた6人の被告がベトテルのBTSを破壊したとされる。7人は、携帯電話の電波が人体に有害だと思い込んでBTSを破壊したと犯行を認めた。裁判所は首謀者のフオン被告に禁固4年、残りの6人に禁固2年6カ月から3年9カ月の判決を出した。　なお、世界保健機構(WHO)、国際非電離性放射線防護委員会（ICNIRP）、国際電気通信連合(ITU)によると、携帯電話の電磁波が人体に有害であることを示す科学的根拠は現時点ではないという。

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