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[三面]

ごみ処理場で発見のゴールド、拾得者と所有者の交渉難航

2015/09/22 06:49 JST更新

(C) vnexpress
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 メコンデルタ地方カマウ省カマウ市在住のファム・トゥエット・マイさん(女性・35歳)が2014年8月4日、カマウごみ処理場でごみの分類作業中に、指輪やネックレス、イヤリングなどゴールドのアクセサリー合計5テール(187.5g)近くが入った小物入れを発見した事件で、同市在住のグエン・ティ・ビック・ガンさん(女性・31歳)がこれらの所有者であることが確認された。  マイさんから拾得物の届け出を受け付けたカマウ市警察は、2014年8月15日に所有者を探すための情報を公開したが、1年経過しても所有者が現れなかったため、民法第241条により発見者のマイさんに所有権が発生するはずだった。しかし直前になってガンさんが姿を現し、所有権を証明する写真や書類を提示してゴールドの返却を求めた。  ガンさんによると、今回発見されたゴールドのアクセサリーは、結婚する時に両親から贈られたものだという。警察は、ガンさんがゴールドのアクセサリーの所有者であることを確認する作業のみ引き受け、報酬については拾得者と所有者で交渉するよう求めている。  ガンさんは1000万VND(約5万3400円)の報酬を提示しているが、マイさんは少なすぎるとしてこれに同意しておらず、交渉は難航している。なお、民法第241条は、拾得者が国の規定する最低賃金の10か月分とその額を超える部分の価値の50%を得ることができると定めている。今回、所有者が不明のままであれば、マイさんは約6800万VND(約36万4000円)を得られる計算だった。 

[VNExpress等, 22:05 (GMT+7) 16/9/2015, A]
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