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[三面]

ホーチミン:女子高校生が校門前で決闘、刃傷沙汰となり2人が負傷

2019/11/01 06:20 JST更新

(C)  Marie Curie
(C)  Marie Curie
 ホーチミン市3区にある公立マリーキュリー高校(trung hoc Marie Curie)の裏門近くで21日午後6時ごろ、学生グループ同士による決闘があり、互いに刃物で斬り合う事件に発展した。この事件で学生2人が顔と手を負傷。発端はソーシャルネットワーキングサイト(SNS)上で発生した女子高生間のいざこざだった。

 事件現場となったのは、マリーキュリー高校の裏門からほど近いレクイドン(Le Quy Don)通りとゴートイニエム(Ngo Thoi Nhiem)通りの交差点。同校に通うMさん(2年生)と、同じく3区にあるグエンティジエウ高校から転校してきたばかりのVさん(同)の2人がSNS上で口論になったのが事の始まり。その後、2人は日時を決めて“決着”を付けることで一致した。

 事件当日、女子高生2人はそれぞれマリーキュリー高校とグエンティジエウ高校の仲間を呼び出して“果し合い”に出陣。“果し合い”は最終的に刃傷沙汰に発展して、マリーキュリー高校に通う男子学生のHさん(3年生)と女子学生のNさん(同)の2人が刃物で切られて負傷し、病院に救急搬送された。

 Hさんは顔面と腕を切られて軽傷を負い、応急処置を施された後、同日中に退院。一方のNさんは右手の腱を切断しており、接合手術を受けたが、その後もしばらく入院を余儀なくされた。負傷した2人は既に学校生活に戻っているが、Nさんはまだ自由に手を動かすことが出来ず、文字を書けない状態だ。

 警察は現在、乱闘に参加して刃物で2人を切った人物などについて捜査を進めている。なお、乱闘に参加した学生に対する処分について学校側は「捜査結果が出た後に委員会を発足して討議する」とコメントしている。  

[Tuoitre 16:54 30/10/2019 U]
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