悪妻が夫の連れ子を殺害、サトウキビ農園に死体遺棄 [三面]

　東北部地方トゥエンクアン省ラムビン郡ホンクアン村(xa Hong Quang, huyen Lam Binh)で6歳の男児が継母に殺害され、遺体を土中に埋められた事件で、同郡警察は24日、継母のラー・ティ・トゥック容疑者(女・30歳、同村在住)を殺人容疑で逮捕した。

　殺害されたのは、トゥック容疑者の夫であるB・V・Bさん(男性・32歳、同村在住)が前妻との間にもうけたB・V・T君(6歳)。23日夕方、Bさんは突然いなくなったT君のことを心配し、家族と隣人の協力を得て探すも見つからなかったため、地元当局に届け出た。

　同郡警察は直ちに捜査に乗り出し、トゥック容疑者の服に血痕が付着しているのを発見。容疑者として浮上したこの女に対し取り調べを行い、翌日1時ごろに犯行を認めさせた。

　同容疑者はT君を殺害後、自宅の裏側にあるサトウキビ農園の土中に遺体を埋めて隠したと供述。捜索にあたった警察は同日午前、農園に新たに掘られた形跡を見つけ、地中からT君の遺体を発見・収容した。

　同容疑者はBさんとの間にできた子供を出産したばかりだが、夫婦の間では口論が絶えなかったという。

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