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[三面]

寄生虫混入をSNSで訴えた客に謝罪強要、レストラン店主に禁固1年

2020/10/06 04:28 JST更新

(C) zingnews
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 北部紅河デルタ地方バクニン省バクニン市にあるレストランで店主の男が女性客を罵って脅迫し、その様子をフェイスブック(Facebook)上でライブ配信した事件で、同市人民裁判所は2日、店主と店員の被告2人に有罪判決を下した。

 グエンダンダオ(Nguyen Dang Dao)通りにあるレストラン「ニャンヌオンヒエンティエン(Nhang nuong Hien Thien)」の店主であるグエン・バン・ティエン被告(男・47歳)は侮辱罪に問われ、禁固12か月を言い渡された。

 同じ罪に問われていた共犯のラン・バン・バン被告(男・27歳)は禁固9か月の判決だった。

 被害を受けたD・T・Hさん(女性・27歳)は8月17日夜、友人と一緒に問題のレストランで夕食をとった。食事中、Hさんは内蔵料理の中から寄生虫を発見して店に訴えたが、被告らは適切な対応を取らなかった。これを不服としたHさんはその後、フェイスブック上で「このレストランは衛生上問題がある」と投稿。この投稿が拡散されたことで、すぐに被告らの耳に入った。

 被告らはHさんを探し出してレストランに連れて来させると土下座をさせ、汚い言葉でHさんを罵倒し、バン被告が執筆した「自分は嘘をついた」との内容の謝罪文を読み上げさせた。ティエン被告はその間、手や自分の履いていたぞうりでHさんの顔面を叩いた。Hさんは心的ショックからてんかん発作の症状が現れ、病院に救急搬送される事態に至った。

 被告2人はいずれも罪状を認め、Hさんに謝罪した。一方のHさんは裁判所に情状酌量を求めたが、裁判所は事態を重く見て禁固刑を下した。 

[Zing 11:41 2/10/2020, A]
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