オフィスで勤務中の彼氏を刺殺した女が自首、一部始終が監視カメラに　ホーチミン [三面]

　ホーチミン市ビンタン区12街区コンホア(Cong Hoa)通りの路地にあるオフィスで11月30日午後、勤務中の彼氏(26歳)のもとを訪ねてきた女(31歳)が突然刃物で彼氏を刺し、現場は一時騒然となった。刺された男性は直後に死亡した。

　犯行の一部始終がオフィスの監視カメラに記録されており、この映像はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でも拡散された。

　事件直前、男性はパソコンの前に座っており、女はその横に立って話をしていたが、突然刃物を取り出して男性の胸を刺した。刺された男性は席を立って逃げようとしたが、直後に倒れて死亡した。

　現場には他のスタッフなど数人がおり、男性のもとに駆け付ける様子が監視カメラに映っていた。

　事件後、女は男性の同僚らに警察へ届け出るよう告げるとともに、自分は自宅に帰ってシャワーを浴びてから自首すると話した。

　その後、女は12街区警察に自首。女はビンタン区にあるカラオケ店「カラオケ・ハリウッド(Karaoke Hollywood)」の従業員で、死亡した男性と同棲していたが、最近は喧嘩が増えていたという。女は男性から別れを告げられたものの受け入れられず、直接会って話をしようとオフィスを訪れたが男性に冷たくされたため刺したと供述している。

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