ビンディン省：観光局長ら省幹部が社会隔離中のゴルフで濃厚接触者に [三面]

　新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として社会的隔離措置が適用されている南中部沿岸地方ビンディン省では、同省の上級幹部を含む複数人が規定に違反しゴルフ場を訪れて濃厚接触者となり、世間から大バッシングを受けている。

　濃厚接触者として集中隔離措置を受けているのは、◇グエン・バン・ズン観光局長、◇グエン・コン・タイン税務副局長、◇レ・バン・タオ氏(フータイ[PTB](Phu Tai)社長)、◇グエン・フウ・ロック氏(実業家)の男性4人。

　同省クイニョン市(TP Quy Nhon)医療センターによると、ゴルフ場「FLCクイニョン(FLC Quy Nhon)」の従業員であるT・T・Qさんが3日、新型コロナに感染したことが確認された。

　上述の男性4人は7月31日から8月1日にかけて同ゴルフ場を訪れており、Qさんと直接接触があったため、濃厚接触者(F1)に特定された。同省は新型コロナ対策に違反した4人を厳格に処分する方針。このうち、タイン税務副局長は既に4日から15日間の職務停止処分を受けている。

　なお、同省では1日から首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用されている。同省では4月末から広がった国内第4波で、4日までに259人の感染者が確認されている。

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